スピードスケート

スピードスケートには男子が500m、1000m、1500m、5000m、10000m、女子では500m、1000m、1500m、3000m、5000mの5種目で総合優勝と種目別優勝を争います。競技方法は1周400mの楕円形のトラックを使い、ダブルトラックレースとシングルトラックレースに分けられます。ダブルトラックレースの場合は2人の選手が内側外側のコースを1周ごとに入れ代わりながら滑走しタイムを競います。トラックはスノーラインで区分し、バックストレッチにコースを入れ替わるクロッシングゾーンを設けています。国際的な公式競技ではクロッシングゾーンの優先権は外側から内側に入る選手にあります。シングルトラックレースは一度に数人の選手がスタートし順位を争う競技です。参加選手の多い場合に使われ、長距離種目にはレース中に一定の箇所で決められた回数は先頭に立たなくてはならないという制度があり、この回数を満たさないと上位でゴールしても、回数を満たした選手よりも下位となります。また、1992年のアルベールビル・オリンピックより正式種目となった1周の長さが125m以下のショートトラックレースがあります。

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