ジャイアントスラローム

ジャイアントスラローム(大回転)は男子の場合は、全長1500m前後のコースに50本前後のポールが立てられ、女子の場合には全長1300m前後のコースに40本前後のポールが立てられ、いかに速く滑り降りるかというタイムトライアル競技です。以前までは滑降に近い競技でしたが、現在では回転の要素に近い種目で、競技的には滑降と回転の中間的な競技です。これだけの距離を一気に滑り降りる為には、さまざまな技術を要することが必要ですが、いかに風圧の影響を受けず、スムーズな滑りを行なうことが重要で、それには緩斜面でのテクニックや上下動大きく使う中斜面、脚部運動を主体とした急斜面、方向に向かって行くターンテクニックを要します。これはよりスムーズに滑り降りるために必要としてあみだされたものであり、スキー競技はいかに効率的に斜面を降下する事がすべてであり、最大傾斜線に絡んだ滑りをすることが必要となっています。このような基本的な技術をもとに世界のトップ選手はより速く滑るために、自身の骨格脚力などに応じた独自のフォーム、テクニックを身に付け、日々激しいトレーニングに打ち込んでいます。

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