スラローム

スラローム(回転)は全長450m前後のコースに55本前後のポールを滑り抜けるタイムトライアル競技です。勝負が一瞬にして決してしまうために、瞬発力、強じんな体力、的確な判断力、そして高度なスキーテクニックや集中力を要求されます。短距離であるがため集中力が勝敗を大きく左右すため、集中力を高めるイメージトレーニングが注目されています。厳しいトレーニング繰り返し、常に自分のイメージした練習をすることが必要です。それには部分練習と総合練習があります。部分練習は斜度が変化する場所で止りながら、同じ斜度状況の中でスキーコントロールするやり方で、総合練習はスタートからゴールまで滑りながら部分練習では得られない実際のスピードでコントロールを身につけるやり方です。こうした練習を幾度と積み重ねることによって微妙な動きをコントロールするすべが身に付き、自分自身の滑りを身に付けることが出来ます。多くの日本人選手はこの総合練習を多く行ない、ハイスピードでのスキーテクニックを身につける必要があると言われています。

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