スピードスキー

直線で滑り最高速度を競う、いたってシンプルな競技です。世界的にはワールドカップも開催されていますが、日本ではさほど一般的とはいえません。しかし日本人の参加は意外と古く70年のワールドカップで森下勝が世界チャンピオンに、72年の大会においても星野富雄が世界チャンピオンに輝いています。スピードスキーの場合は大会が開催されるスキー場の条件や雪質などでだいぶ違いもありますが、生身の身体で体験できる限界のスピードと言われています。世界記録は88年にフランスのレザルクで出された時速223.741kmです。この競技は1本ごとに振るい落されて行く方法で、ゴールまで500mあるとすると、1本目が300m地点よりスタートし参加選手の半分が振るい落とされます。2本目は400m地点よりのスタートとなり、残りの半分の選手が振るい落とされます。このようなやり方により1日2本づつ行なわれ4日間で決勝に持ち込まれます。失敗すればそこで終了となるだけに、時速200kmを超えることができるかどうかが決勝進出の条件となります。現在はオリンピック公開競技となっていますが、最もメダルの期待される競技の1つです。

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